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甲子園会館の瓦屋根改修工事について日本経済新聞に掲載されました

日本経済新聞(夕刊 2022年2月3日付)に甲子園会館の瓦屋根改修工事について掲載されました。

 

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1930年に旧甲子園ホテルとして竣工した阪神間モダニズムを代表する名建築・武庫川女子大学の甲子園会館で、竣工以来初の全面葺き替え工事が始まりました。
 
旧甲子園ホテルはフランク・ロイド・ライトの愛弟子である建築家・遠藤新が設計。東の帝国ホテルと並び称される名建築であり、華やかな社交場でしたが、戦争のためわずか14年で閉業しました。紆余曲折を経て、1965年に武庫川女子大学のキャンパスとなり、現在は建築学部の学び舎になっています。阪神・淡路大震災にも耐えた堅牢な建築物ながら、近年は外装部の傷みが目立つようになり、2030年の100周年を前に4か年計画で大規模改修に乗り出しました。瓦の全面葺き替えは竣工以来初。名建築を次代に受け継ぐ大プロジェクトのスタートです。